Katsuです。

今日は福岡県主催のセミナーへ行ってきました。場所は久留米市の商工会議所です。

なんと、知人のお掃除ジョーズの山口さんが講師で出ていらっしゃいました。すごいなー。
（山口さん、ちょっと緊張してましたか？でも山口さんらしかったですよ。）

で、今日のメイン講演は石村萬盛堂の石村社長でした。

この方、ホワイトデーを作った方なんだそうです！！！
何でも商品の鶴の子マシュマロをもっと売りたかったんだそうです。

「企業は需要の創造をしなくてはならない」

説得力あるなー。


老舗のテーマは「永く存続すること」で、そのために必要なのが

「守　破　離」

基本をしっかり修得して、革新の手を加え、自分の独自の道を築く（by石村社長）


２日前に知人とこの守破離について話したばっかりだったので、このタイミングにちょっとびっくりしました。
僕は武士道とか、日本文化とか好きなので、守破離も好きなんです。

社長曰く、「守」を重んじてこその「破離」であると。


今の時代、会社を意識的に大きくするのはダメだそうです。
会社が大きくなると、お客様の都合ではなく、会社の都合に合わせるようになるからだそうです。

大会社＝効率化

どうしてもこの流れになってしまうと。


石村社長の考えは「企業から家業へ」

小さい会社でも存在価値があれば、周りが潰させない。
店のオヤジの顔が見える会社であれと。

良く似たことをうちのOB様から言われたことが有ります。
「社長が最前線に居たから社長のとこで建てたと」、「ラーメン屋でもオヤジが作らんようになったら味が落ちるやろ」と。

はいはい、まだまだ楽するなってことね（笑）。


最後に「先義後利」（せんぎこうり）

信義が先で、利益は後。最近の食品偽装問題はこれが逆だなと。


当社の行動指針にも「物事は損得ではなく、善悪で判断する」というのがある。
再確信した。考え方は間違ってない。


あっという間の講演だったが、社長は終始にこやかでエネルギッシュだった。
僕も負けじと目ぢから全開で食い入るように聞いていた。
やっぱり成功者の話は聞くもんだなあ。


さあ、鶴の子買いに行くか！