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2012年08月04日

涼しく過ごす工夫

平林です。

毎日洒落にならないくらい暑いですね。

私の自宅(内断熱、ローコスト、単板ガラスアルミサッシ、築13年)の2階西側に私の書斎があるのですが、それはもう蒸し風呂状態です。

そこで少しでも部屋を涼しくするための方法を考えてみたいと思います。


まず、何で暑いのでしょうか?

暑いのはもちろん太陽の熱が入ってきているからです。

特に西側は「西日」が強烈ですよね。

なぜ西日が暑いかというと、横から(低い位置から)建物や人の全面に陽が当たるからです。

陽が当たる面積が大きい。

更に、窓があるとそこから奥深く陽が差し込むからです。

奥まで陽が差し込むとどうなるかというと、部屋の壁や天井や家具に陽があたってこれらが蓄熱します。

その熱が部屋内に放射されるから暑いんです。

だから日が落ちて外が涼しくなっても部屋の中は暑いまま。。。

この直射日光が曲者なんです。

ではどうすれば?


部屋を涼しくする考え方は2つ。

1.外の熱を入れないこと。
2.入った熱はすみやかに排出すること。



では、部屋に熱を入れない方法を考えてみましょう。

簡単です。直射日光を遮れば良いんです。

ただ、室内のカーテンでは効果はあまりありません。

熱せられたカーテンの熱が室内に放射されるからです。

まあ、全く無いよりはマシだと思いますが。

やはり、窓の外側で遮るのがベストです。

雨戸やよしずなどですね。

私の場合は、日中は西側の雨戸は閉めておいて、日が落ちたら開けます。

これだけで全然違いますよ。



次に入ってしまった熱の排出ですが、これは窓を開けるに尽きます。

家全体の窓を開放するのが一番早いですが、出来ない場合は、1階と2階、同じ階なら2か所以上を開けましょう。

風は入口と出口がないと流れませんから、必ず2ヶ所以上開けてください。

これで部屋の粗熱が取れると思いますから、後はそのまま風を楽しむなりエアコンを楽しむなりしてください。

ただ、2階の場合は屋根からの熱が小屋裏(天井裏)に溜まってますから、天井からの輻射熱は長時間続きます。

それは諦めてください。家の仕様です。


まとめると、
1.日中は雨戸やよしずで窓の外側で陽を遮り、日が落ちたら窓を全開にして風を通す。
2.直射日光を室内に入れなければ、室温の上昇も押さえられ、エアコンの負担も減る。

うーん、当たり前の結論になってしまったなあ。



こんな思いをせずに涼しい家に住みたい方、ご相談ください(笑)。
今の当社の家はひと味違います。



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この記事へのコメント
とてもわかりやすい解説ありがとうございます。
我が家は西側に、どーんとお屋敷があるので、西日から免れています
ありがたですね
Posted by きらら at 2012年08月05日 17:17
 
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