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2009年01月17日

結露のイメージ 完

katsuです。

結露を人間に例えてお話しています。
必ず1話から読んで下さい。

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今回は結露を防ぐ考え方の2.
空気の温度を上げる
です。

空気の温度を上げる=温度を下げない
ということにもなるでしょうか。

2話で、子供に沢山のご飯を与えると食べ残す、と例えましたが、空気も同じで、高い湿った空気が冷やされてしまうと、食べきれない水分が表に出ちゃうんです。


大体、結露する場所は外気に触れる建物の外周部が多いです。
これは、外の冷気で外周部が先に冷やされるからです。

建物の中心部など、外周から遠い所は温度がある程度高いので、まず結露しません。


外周部というと真っ先にが思い浮かびますよね。

窓の部分は外とガラスを挟んでるだけなので空気の温度が下がりやすいんです。
せっかく部屋を温めても、その温かい空気が窓近づくと熱を吸い取られちゃうんです。


この窓の部分の空気の温度を上げてやると、結露しなくなります。




ではなぜ窓の部分が冷えるのか?


それは、窓の断熱性能が低いからです。
断熱とは熱を通しにくくすることです。

ガラスやアルミは熱をものすごく早く伝えます。
ガラスやアルミのコップに熱湯を注いだ時、素手で持てますか?

逆にカップ麺の容器やプラスチックのコップならどうでしょう?

これが断熱性能の違いです。



最近の窓はペアガラス(ガラスが2枚)が一般的になりました。
これは結露には有効です。

2枚のガラスの間に空気層を作ることで、この空気が断熱してくれるのです。

もし、自宅の窓が1枚ガラスなら、これをペアガラスにすることで結露を緩和することが出来ます。
窓によっては出来ない場合もあるので、相談してみてください。



さあ、これでガラスは何とかなりそうです。
ただ問題はサッシのです。
一般的に使われているアルミサッシは熱をよく通すので結露します。
ガラスは結露しなくてもサッシが結露します。
これでは何をしているのか良くわかりませんね。


枠も結露させないためには、樹脂サッシ木製サッシを使うと効果的です。


でもサッシを取り替えるのは大変な工事です。

最近は既存のサッシの内側に、もう1つサッシを取り付ける方法も出てきました。これも2つのサッシの間に空気層を設けることで断熱を図ろうというものです。
多少は結露も軽減されると思います。

しかし、コストが掛かりそうですね。



では、コストを掛けずに頑張ってみましょう。


まず、窓に掛かっているカーテン、これがくせものです。
厚手のカーテンで窓を覆っている場合、窓とカーテンの間の空気は動きません。
すると、どんどんそこの空気の温度が下がっていくわけです。
だから、無い場合と比べて早く結露します。
出来ればレースくらいにしたほうが有効ですが、プライバシーの問題もありますね。


それから、窓部分の空気を動かすということで、風を窓に当ててやるのも有効です。
例えば扇風機などで。
まあ、あまり現実的ではありませんが、そういう考え方です。


はっきり言って、断熱を考えずに家を建てた後、結露に対抗するのは大変です。
色々な結露対策グッズはあります。僕も色々試しましたが、ささやかな抵抗程度ですね。

空気は世界中どこでも同じ性質なので、結露するとか乾燥するとかは、住み手次第です。
空気をコントロールするのが上手か下手かということです。
ただ、それをフォローするのが「家の性能」ということです。



とりあえず、これで終了します。
中には、結露したって拭けば良いじゃん、とおっしゃる方もいるでしょうが、結露は想像以上の深刻な事態を招きます。
それはまた機会があれば書きたいと思います。

もっと結露が知りたいとおっしゃる方は「空気線図」というものを入手してみてください。
一発で結露が分ります(笑)。
入手方法が分らない方はメールください。メールに添付してお送ります。

info@omoideya.jp まで



さて、難しい結露の仕組みを分りやすくということで人間に例えてきましたが、かなり不評です。(笑)。
まあ、チャレンジ精神を買って頂くということで。。。

では。




この記事へのコメント
結露には、厚手のカーテンはよくないとは意外でした。
色々と勉強になりました(*^_^*)

こちらこそ、今年もよろしくお願いしますm(__)m
Posted by 木こり at 2009年01月18日 15:18
木こりさん
最後までお付き合いいただいてありがとうございます。
コメント励みになります。
結露の仕組みを上手く説明するのは難しいですねえ。
Posted by katsukatsu at 2009年01月19日 11:53
 
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