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2008年07月24日

エアコン工事の盲点

katsuです。

先日、自宅のリビングのエアコンが壊れたので新しいものに替えました。


いざ取替えを決意すると、さて、どのメーカーのどれをつけようかと迷ってしまいますね。

僕もインターネットで調べ倒しました。


が、最新のものは高機能なのはいいのですが、高い!

しかも大容量となると信じられない金額です。

機能はいらない、とにかく冷えれば良い!が今回の目的です。


そこで、業務用のエアコンにすることにしました。


「パッケージエアコン」というやつです。


機能は冷暖房、温度設定、強弱、上下ルーバー、入り切りタイマー、これだけです(笑)。

除湿さえ付いていない。。。

でも良いんです、冷えれば。



もう1つ。

省エネを期待されるのであれば、カタログ内のCOPという指標を探してみてください。
これは簡単に言うと、1の電力で何倍の仕事ができるかということです。
ですからCOPの数値が大きいほど、少ないご飯でよく働くヤツ、ということになります。


財団法人 省エネルギーセンター が各エアコン商品のCOPをまとめていますので載せておきます。

6-9畳用
http://www.eccj.or.jp/catalog/2008s-h/aircon/22f.html
17-26畳用
http://www.eccj.or.jp/catalog/2008s-h/aircon/63.html


大容量のエアコンのほうが燃費は悪いようです。車と同じですね。



で、ともかく業務用パッケージエアコンをネットで購入。安かったです。

ただ、購入の際には電源の種類を確認してください。


一般家庭の電源は単相3線の100Vか200Vですので、それ用のエアコンを買う必要が有ります。

業務用だと別に3相200Vというものがありますのでお間違えのないように。



もう1つ今回重視していたのが、エアパージの方法です。

最近のエアコンに使用されているフロンガスは従来のとは異なりますので(もちろん温暖化の絡みで)、エアパージの方法も変わっています。

エアパージというのは、エアコンの管接続の際に管内を真空にすることです。

これをうまく真空にしないと、エアコンの性能が落ちるどころか、場合によっては室外機の交換になることがあります。

従来は簡単な方法でしかも手早くできていたのですが、現在は真空ポンプを使った「真空引き」が必要になります。

これには余計な手間と時間がかかります。

だから業者さんによっては、従来の方法をすました顔でやってしまう場合があるようです!!!

今回は当社懇意の電気業者さんに事前に真空引きを確認した上でお願いしましたので、安心です。
実際、取付は僕も手伝いましたので、納得しました。

そこで色々な話を聞きました。

真空引きは安い取付工事費の場合はやっていない場合がある。
4m配管セットを使う場合は、肉薄の管を使っている場合がある。

等ですが、聞いた話ですので信憑性は分かりません。

ただ、ちゃんとした工事にはそれなりの工事費が掛かる、というのは間違いないと思います。
当たり前の話です。

これからエアコン購入を考えられている方はご注意!


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