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2008年07月20日

ハウスメーカーと工務店の違い1

katsuです。

さて、ハウスメーカーと工務店の違いは何でしょうか?
明確に違いの定義は有りませんが、

大きくいえることは
「規模の違い」です。

年間数千棟から数万棟を建てるハウスメーカーに対し、
工務店は多くても数十棟でしょう。

百棟クラスになると「ビルダー」と呼ばれたりします。

たくさん建てているから大丈夫とは言えないと思いますが、
その資金力は全く脅威です。

連日流されるあれだけのTVCMができるのも大手ならではです。
まあ、その代金は、全てそこで建てたお客様が負担しているわけですが。

一方、工務店は棟数を追わず、こだわりの家を少数建てる事になります。

なぜ棟数を追わないか?

それはこだわった家を創るためには数がこなせないからです。


プラン集があるような画一的な商品ならともかく、
1棟1棟お客様に合ったプランを作成する場合、とにかく時間が掛かります。
設計事務所的な仕事もこなすわけです。
そこが本来の注文住宅というものですが、それをやっていると数がさばけないのです。

僕らは時間を掛けてでもこだわった家を創りたいので、年間棟数には限界が有ります。

社員を増やせば限界棟数を上げることもできますが、
少数精鋭で行きたい僕としては、現在、社員個人の能力UPで対応して行こうと思っています。


簡単に棟数を稼ぎたい場合、工務店はフランチャイズなどに加盟するケースが多いです。
高額の加盟料やロイヤリティは負担が大きいですが、カタログや営業研修などは提供される為(もちろん有料)、自分で色々考える必要はなくなります。

が、その代わり、フランチャイズの制約は厳しく、自分の思うとおりにできない場合が有ります。
(僕も色々と抑え付けられるのが嫌なので、フランチャイズはお断りです)

それにしても、毎日のようにフランチャイズ勧誘のFAXは流れてきます。

フランチャイズに加盟すると仕事が降って湧いて来る様に思えちゃうんですけど、そんなうまい話はありません。
儲かるのは元締めですから。


良くは分かりませんが、住宅というものを作り手がどう考えているかで、規模や会社のスタイルが分かれているような気がします。


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2008年07月20日

ハウスメーカーと工務店の違い2

katsuです。

次に職種構成を見てみましょう。

大手ハウスメーカになると工事部隊は別会社になるので、親会社は基本的に営業会社となります。

CMをし、展示場を展開し、営業マンを抱え、契約を確保するわけです。
勿論、総務や広報など大会社に必要な部署が他にも一杯あるでしょう。

設計は外注している会社もあるようです。1棟決まればいくら、で設計事務所に依頼するとか。

あとは良く分かりません(笑)。

これだけ大きければ、さすがにお客様は社長の顔は知らないでしょうね。社長も何年かおきに交代するだろうし。
社員の中にも社長を知らない人がいるかも。


さて工務店はどうか。


まず社長がいます。僕ですね。
工務店の中には会社組織になっていないところもあるので、肩書きは不明ですが、要はTOPです。

工務店では社長が建築士を持っているケースが多いと思います。
勿論持っていない場合も有りますが、その場合は社員の誰かが持っていないと建設業が営めません。


次に営業マンはいる場合といない場合があるでしょう。

ハウスメーカーもそうですが、フランチャイズなどの場合も、この営業マンに受注棟数はかかっています。

ただ、この営業マン、入れ替わりが激しいです。

ノルマが課せられる場合がほとんどですので、ずっと同じ会社にいることは至難の業です。
逆にできる営業マンももっと上を目指して転職しますので1ヶ所には落ち着きません。


営業マンは自分が居る会社の商品を1番だと言います。昨日までは別の会社にいて別の家を1番だと言っていたのに。。。住宅の営業マンって大変なんです。

でも信用して契約した営業マンがいなくなってしまうのはちょっと寂しいですね。


ちなみに当社には営業マンはいません。

なぜって、棟数を稼がなくていいので。
僕や店長(事務方)で十分カバーできています。


当社の場合、お客様も社長(僕)の顔が良く見えます。
だって僕が直接お会いするわけですから。
いきなり責任者と商談ですから話が早いですね。

しかも営業マンと違って、僕は一生ここに居ます。


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2008年07月21日

ハウスメーカーと工務店の違い3

katsuです。

さて、現場監督も必要です。

ここで大事なのは、実際に現場監督している人が建築士の資格を持っていない場合があるということです。

信じられないでしょ?


木造の住宅の場合は通常、最低でも木造建築士か2級建築士を持っていないと工事監理はできません。


確認申請書上は別の社内の建築士名になっているかもしれませんが、実際に監理するのは現場監督なので、その監督に監理の資格が無い場合、その現場は大丈夫ですかね。


もう少し言うと、2級建築士といえども安心はできません。2級建築士の資格を取るだけ凄いのですが、問題は取ってからです。

知識と経験を積み重ねて努力していれば大丈夫でしょうが、実際、物を知らないペーパー2級建築士はいます。


じゃあ1級なら大丈夫なのかと言われると、そうとも言えないのがつらい所ですが。。。

とにかく資格の有無だけでも確認した方がいいと思います。
(それとも聞かない方が幸せなのか)




話が飛んじゃいましたが、

あと必要なのが経理

事務員さんが一緒にしたり、社長の奥さんがしていたりするんじゃないですかね。


ただ、建設業の経理はちょっと特殊なので、ちょっと簿記をかじっている位では難しいでしょう。建設業経理士という専門の資格があるくらいですから。


当社は専任の社員がいます(税務署に色々と勘ぐられたくないので)。

が、最近、彼女は次項のメンテナンスを手伝ってくれたりもします。
なんせ、当社は少数精鋭(社員が少ないだけ?)ですので。


少数精鋭って個人の能力が高いのが前提なんですよね。


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2008年07月22日

ハウスメーカーと工務店の違い4

katsuです。

あとはメンテナンス部隊ですね。

建てたお家のメンテナンスは大事なことです。

定期点検のみならず、突発的に不具合が発生する場合も有ります。


これに速やかに対処する為には専任のメンテナンス員が必要でしょう。
勿論、引渡棟数が少ない場合には、現場監督や社長がしているという場合もあるでしょう。


当社は会長(私の父)がやってくれています。


実はこのメンテナンス、意外と経費がかかります。

人件費もさることながら、ちょっとしたことなら無料でやってしまうからです。
そこが工務店の良さなのですが。


先日、自宅の電化製品が壊れた時にメーカーのサービスマンに来てもらったのですが、出張料、技術料、交換部品代、と請求されました。

なんともうらやましい。


部品代はともかくとしても、ガソリン代や人件費は実際かかっているのです。

でも、とてもじゃないですが、くださいとは言えません。
言えば、今後メンテを呼ぶのをためらわれるでしょう。

結果、それがお客様との心の距離を遠くしてしまう。

せっかく僕を信用してくれたお客様なのにそれはいやだ。

だからお金もらえなくても気持ちよく行きます。


ただ、不具合はまとめて言ってもらえると助かります。

あと、部品代が掛かる時はくださいね。


よく、家建てて不具合を言ってもちっとも来ない、という話を聞きますが、
結局は経費ばっかり掛かってお金にならないからです。

クレームの場合、精神的は面もあるでしょうね。誰も怒られに行きたくはないですから。

だから、工務店の最大のポイントはアフターサービスです。


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2008年07月23日

ハウスメーカーと工務店の違い5

katsuです。

また、話が飛んじゃいました。

あと必要なのは設計部隊です。

これも専任の設計士がいる場合や外注している場合、営業マンとか建築士を持たない人が設計までやっている場合、色々だと思います。

設計も一定規模以上は建築士じゃないと設計しちゃいけないんですよ。本当は。


当社では僕の担当です。他に誰もしてくれないので(笑)。

というより、やはり設計は経験積んでないと無理。

特に構造関係は理屈が分かってないと本当に危ない。

細かい納まりなんかも絡んでくるし、設計は現場を知っている人がするべき。
そうじゃないと、後で現場も泣くことになる。

かくいう僕も納まりでは何度も現場に苦労掛けてますが。



というわけで、最低限必要な職種を上げてみましたが、

これらを1人でこなせれば、1人でも工務店は可能です。

1人でやっている工務店でも、良い家をつくっているところは有りますから。

いい家を建てたかったら、規模や知名度ではなく、

相手(人間)をよく見ましょう



当社には公式なサイトもあるのですが、このブログにはそっちに書けないようなことを書いていきたいと思います。

では。

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